今から8年前の今日、2011年3月11日14時46分、東北地方太平洋沖(三陸沖)の深さ約 24kmを震源として、M9.0で震度7の東日本大震災が発生しました。この地震による津波で、多くのペットたちが犠牲となりました。
被災地へ訪れた時、津波により何もなくなっている光景を目の当たりにして言葉を失ったことを今でも覚えています。
本日は首都圏の鉄道各社では震災の経験を踏まえて、地震発生時に安全に列車を停止させるための訓練が行われているようです。
この地震による津波で、多くのペットたちが犠牲となったことを知り、
「ひとつでも多くのペットの命を守りたい」
という想いからペットの防災を広めるために、ペット防災指導員という認定事業を2016年4月から始めました。全国で様々な人達にペットの防災について学んでいただいております。
先日も「びわ湖わんにゃんマルシェ」にてペット防災講座を開催しました。
災害というものは、どんな大きな災害でも過ぎ去ってしまうと時間とともに風化していきます。私たち一人一人が忘れることなく意識を持ち続け、このような大きな被害が出ないよう心がけていく必要があります。
3月11日という日にしっかり振り返り、前に進んでいきます。
【ペット防災の最新記事】
私は名古屋市長から委嘱をされた『名古屋市動物愛護推進員』でありますが、3月10㈰10:00〜16:00 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開催の『防災&交通安全カーフェスタ』の中で、『ペットの防災対策』のブースを推進員として、また、『ペット防災指導員』として、運営しました。あいにくお天気が悪くワンちゃん連れは少なかったですが、それでも多くの来場者の皆様に飼い主さんとペットの防災についてお伝えすることが出来ました。併せて、ワンちゃん連れの方には、マイクロチップリーダーでマイクロチップを読み取るデモを行いました。今後もこのイベントを通じ、啓発出来ればと思います。