キナコはトイプードルで男の子なのですが、なんと!車いすを使用しているワンちゃんです。
なぜ車いすを使用することになったかというと…それは2013年に発症した脊髄空洞症という病気が原因です。
脊髄空洞症とは脊髄の中に透明な脳脊髄液が過剰に溜まって、脊髄いわゆる神経を圧迫することで起こる病気で症状も様々ですが、キナコの場合、後ろ足や尻尾が麻痺して動かなくなったり、おしっこが自分で出せなくなるなどの症状があります。
この病気が発症するまでは縦横無尽に走ったり、飛んだり跳ねたりととても元気な子でした。
ある時、後ろ足の様子がおかしいな〜と思い、動物病院に連れて行くと脊髄空洞症と診断されました。
脊髄の手術も何回か行い、後遺症は残ったものの元気になりました!
元気になったものの歩く時、どうしても後ろ足をひきづってしまうので、病院の紹介でワンちゃんの車いすを購入しました。
ワンちゃんの車いすのセッティングって非常に難しく、キナコ仕様に合わせるのに時間はかかりましたが、車いすのおかげで今でも縦横無尽に走り回っています。
脊髄空洞症は予防は困難とされている病気のため、早期発見と早期治療が大切です。定期的な検診やキナコのように少しでも気になる症状が見られたときは、早めに動物病院に連れて行きましょう!
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